須磨勤労者山岳会

 小豆島 吉田川の岩場エリア 

2006/09/26 18:52

2003/12/27〜30
メンバー:パイプN、リン、トレトレK、H
記 H

いつものH、トレトレK、パイプNの3名かな?と思っていたらリン君が参加するとのことで4名での小豆島での年末クライミングとなった。
この前、不動岩でO田さんから「YOSHIDAの岩場1」「吉田川の岩場エリア」の新しいトポを頂いた。千畳岳などの「YOSHIDAの岩場2」は現在作成中とのことで春ごろにはと言われていた。吉田の岩場1新しいトポが手に入ったので今回はできるだけ吉田川の岩場エリアで今までに触れていないエリアあるいはルートを主体に登ることにした。
また、吉田の岩場はロワーダウンだとロープの痛みが激しいのでほとんどのルートを懸垂下降しました。リン君、パイプNさん最初のころは時間がかかったけど、だいぶん早く降りられるようになりました。
新しいトポはオートビッレジで200円で手に入ります。



12月27日(土)
 初日は寒波襲来で「海鳴りロックエリア」では小雪が舞ったりしたけど、陽射しがあたると、まったく問題なく登ることができた。海鳴りロックはHは2回目。5.9のルートが充実したショートエリアだ。右端の「海鳴」はしみだしがあり今回も登れなかった。「旅人」ではパイプのNさん思わず苦戦、「前は行けとった」が出ました。人気エリアなのでどうも核心のフットホールドが欠けたみたいでした。4本ほど登って午後からすぐ上方の高度感と景色のいい「ミサゴロックエリア」に行く。

トレトレKさん、パイプのNさんは初めて、H、リン君は2回目だ。トレトレKさん「オリーブオイル5.8」「10やもん5.10a」OS。H、10やもんの右の新ルート「プロシード5.10b」OS。左側のカンテは使わない?10やもんの2本目のクリップの方が恐かったです。

さすがにここのエリアは陽射しがなくなると結構寒い。「初日やから」と、早めに下山し吉田温泉に浸かり体を暖める。
テント場は松本ナンバーの車が1台だけ。フェリーで一緒だったパーティだ。小豆島観光を一日楽しまれたみたいだ。11月の明星山で見かけた方がおられた。
夕方にはDクライミングクラフトのK田さんが到着された。トポのお礼にと吟醸酒を頂く。
松本Pは1/2まで、DクラフトPは1/1まで滞在するとのこと。年末の吉田の岩場はもっと多いかなと思っていたけど、意外でした。ツーイズムの方々はどこに行かれてるんでしょうかね〜。
結構冷え込んだみたいで、リン君は朝方寒くて寝られなかったそうだ。

12月28日(日)
今日は新しいエリア「ビレッジロック」へ行く。ミサゴロックへ行く途中から右に巻いて行くと「リトルオリーブロックエリア」がある。そこから少し下った一番端っこがビレッジロックエリアだ。千畳岳がすごい迫力で鎮座している。真下にはオートビレッジと瀬戸内の青い海が眺められて景色がいいところです。

ルートは5.10aが5本と5.8が1本ある。5.10aのルートはそれぞれに特色があるルートです。
20060926190249.jpg
「フッシャーキング5.10a」をOSしたトレトレKさん「わあ〜。なんや、これっ!恐いがな!」とルートの変化に興奮気味でした。Hは「スカイウオーカー5.10a」を登るつもりが「凹状ルート5.8」に逃げてしまい、「このルートは初見ではなかなか登れんで〜」とローワダウンのときムーブを見つけてボヤイテおりました。

「今日は吉田温泉が休みやから」(年末の28〜30の3日間)とまたもや早めに下山する。草壁港のサン・オリーブ温泉も3日間同じく休みとのことで、支配人に教えてもらった土庄港のオリーブ温泉に行くことにする。大きなスーパーの隣にあると聞いていたが、Hのやまかんで一発でゲット。
ここでもトレトレKさん「わあ〜、なんや、これっ!小豆島にこんな大きなスーパーがあるなんて!」と興奮気味でした。

オリーブ温泉は800円と少し高めですが、露天風呂が広くて、夕暮れのなか、遠くに屋島などの四国の山並みを眺めながらクライミングの疲れを癒すことができました。吉田からちょうど30分で着くので草壁より近いかもしれません。

12月29日(月)
今日は「リトルオリーブロックエリア」に行く。トポには「小さいながらもピッリとしています。」と書いてある。「小さな旅5.8」から「ピッチクリップ5.11a」までルートは5本ある。
トレトレKさん「小さな旅5.8」「いただき山5.10a」OS。Hは「「どっこいしょ5.10b/c」「ピッチクリップ5.11a」をいずれも最後の核心部で右側に逃げ気味でイエローOSでした。

リン君はフェイス系の素直なルートは問題ないのだが(素直な性格からか?)クネクネしたルートが弱点みたいです。20060926190505.jpg
パイプのNさんが苦戦しないところでも苦戦していました。「ムーブの蓄積って、大切なんだな〜。」と改めて教えてくれました。そうです。Hもクラックルートはまだまだ蓄積ができていないんです。

5.11aが一応OSできたので気を良くして「ベムロックエリア」に行く。「ペレストロイカ5.10d」(ボルト10本のロングルート、トポにも変化があって面白いと書かれている)が以前から織田さんから面白いと勧められていたけど、旧のトポではもうひとつ取り付きが分かりにくかった。取り付きは確認できたけど弱気な虫が出て隣のショートルート「雷火5.11a」(トポにはお買い得と書いてあった)にトライする。これもイエローOSでした。

トレトレKさんは「パラグラフ5.9」にトライ。RPでした。おみごと。このルートは以前1回ほど登ったけど、Hは回り込むところで1回テンションしたルートだ。グレードを織田さんに聞いて5.8だと言われてガッカリしたことを思い出す。トポは5.9になっていました。トレトレKさん、上達しています。リン君、パイプのNさん大苦戦していました。

「今日も温泉に浸かってゆっくりしたい」と温泉大好きKさんのリクエストでまたもや早めに切り上げ、オリーブ温泉に行くことになる。リン君はまたもや万歳スタイルで温泉に浸かっていましたよ。

12月30日(火)
最終日、皆さんそろそろ「指が指が」出はじめました。今日は前回行った、「京都ロックエリア」の上部からスタート。
Hはまだ登っていない「大阪時雨5.9」トレトレKさんは「川の流れのように5.9」からスタート。
大阪時雨は「エッエ?ヨーコちゃん、ようOSしたな〜」と感心する。出だしが核心。トレトレKさんもOS。川の方もで出しが核心だけど、クネクネルートなのでリン君大苦戦でした。そしてトレトレKさん「悲しい色やね5.10c」もOSでした。

Hは隣の「ドリームロックエリア」の「ドリーム5.10c」にOS狙いでトライするも2回完璧なフォール。スラブ壁なのでフットホールドとハンドホールドを慎重に探すべきでした。大きなハンドホールドに惑わされてムーブに行き詰まってしまいました。

続いて「シャドー5.10b」にトライ。ここはRP狙いだったけど、ここも2回フォールしてしまう。両ルートともテンションをしないでトライを試みたので恐がりHとしてはまずまずだったかなと思っています。両ルート共スラブでとても恐いルートだけど、でもいいルートです。

午後からは「トップロックエリア」へ。「下克上5.10c」思い描いたムーブどおりにRPできました。(^o^)トレトレKさんは「野人5.9」へ。5.9の辛めかも。パイプのNさん、リン君は最後に力を振り絞って「野人」にトライ。Hは松本Pが付けたチョーク跡を参考に「INGOJIJI5.11a」に最後のトライ。左に逃げないで行ったけどマダマダでした。jijiが行けたらプロミネンスの上部の核心は行けるかな?と思っています。
 
緑の樹林、青い空、そして青い海、他のパーティとは一度も遭遇することもなく、とてものどかなクライミングを堪能することができました。まさに2003年のラストクライミングでした。

吉田川のエリアだけでルート数は140ぐらいあります。Hが登ったルートは60本ぐらい。NPルートと上部のエリア、10台後半から11台が残っています。まだまだ吉田川エリアに通えそうです。


<山っ子通信40号掲載>

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