須磨勤労者山岳会

 雪彦山 不行岳北壁「温故知新」 

2006/09/12 00:16

2006/08/13(日)
メンバー:マメオ、sakiP トレトレK、モチマス、あらみP  あらみ(記)

初Nさんとマメオさんが整備されていた不行岳北壁の「温故知新」、ずっと楽しみにしていたので前夜から少し緊張して珍しく寝不足になってしまった。行きの車中で3人でどう登るか相談、私がずっとリードで行くことになった。うれしいような悲しいような。
東屋へ行く道は工事中なので下の駐車場に車を停めて歩く。取付には9:30頃着いた。まず最初のピッチが怖い。簡単だけど超簡単ではなく、プロテクションが取れないというクラッシックな部分。せこいけど先行のマメオさんにお助けロープを垂らしてもらった。
途中は草付きや脆い部分もありアルパインチックな登りを何ピッチか行ってやっと「温故知新」の取付きへ。ここからの3ピッチは快適なフリー。

まず1ピッチ目の出だしはトラバース、まっすぐには行かないで少し上下しながら行くと良いホールド、スタンスがあり難しくはない。このピッチの終わり近くは少し脆いので要注意で行く。左に寄る程易しいが脆く、右に行くと難しいが安定している。力に応じてライン取りができると思います。

2ピッチ目は5.10bで他のピッチより少し難しいことになっているが、今日はすごくコンディションが良くクラックがほぼ乾いている状態だったので易しく感じる。ここのクラックが濡れていると(濡れていることが多いと思います)5.10bより難しいかもしれない。短くて楽しいピッチです。小さいカムがよく効きます。

最終3ピッチ目は50mと長い。最初のスラブでライン取りに迷うが少し左回り気味に行くと問題なしでした。続くハングの乗越もガバがあり快適。プロテクションがほんの少し遠い目なので色んなライン取りができるのが面白い。最後は傾斜が寝てくるので気持ちよく終了。登り甲斐がありこのルートの中で最も面白い部分だと思います。

ここから大天井までもう一登り。不行岳と大天井の間のコルの乗越の部分、前に一度行った時にはA0してしまった記憶があるので、今日はフリーで頑張った。(せっかくここまでテンション、A0なしで来ているのでここでA0は絶対したくなかった!)傾斜の緩い樹林帯の中の尾根を登って踏み跡をたどると大天井。取付きから約4時間のクライミングでした。

北壁なので直射日光はあまり当たらず、8月とは思えない快適なクライミングができます。登山道から取付き、アプローチ、クライミング、大天井へ抜けて下山まで充実した一日でした。今度は是非、三峰から継続して登りたいです。


<山っ子通信59号掲載>

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